広義と狭義の一気通貫がデザイン経営の要諦である
木村:これまでお話ししたデザイン変革の活動をまとめたのが、この図ですね。
DDRや組織力を生かしたデザインで「狭義のデザイン」の領域を強化すると同時に、CDCやXDCといった新組織の活動で従来よりも拡張した「広義のデザイン」の領域を加速。この両者を行き来しながら、新たなプロダクトやブランドを確立し、最終的には経営の領域にもデザインの効果を波及させる。デザインでプロダクト開発から経営までを一気通貫で繋げ、そのサイクルを回し続けるというのが、デザイン変革の全体像です。