「パワー・オブ・ホームメイド」というミッションから、事業を推し進めるする目的に出会う
佐宗:
フィリップスで調理家電の担当になった際、佐野さん自身はどういうことにチャレンジしたいと思っていましたか?
佐野:
フィリップスは60年ほどの歴史がある海外の調理家電ブランドも所有しています。当時はそこに日本独自の新しい息吹を吹き込むというタイミングでした。日本にどうやってフィリップスの新しいイメージを植えつけられるのかという部分が、マーケッターとしてのワクワク感でもありました。もう一方で、自分自身のチャレンジとしてフィリップスが調理家電を作る意義を見出したいなと強く思ったので、最初の2、3ヶ月は、その追求に時間を費やしましたね。