高度な専門性を持つ人財の確保と「TRAILBLAZER」の設立
喜多岡氏の講演の最後、そして橋本氏を加えたパネルディスカッションでは、デジタル人財の発掘と育成に焦点が当てられた。ここではその内容をまとめてレポートする。
まず喜多岡氏からは、JR西日本では「専門人財、デジタル推進のキーパーソン、全社員のデジタルリテラシー向上という3つの軸で人財育成に取り組んでいる」との説明があった。特に、現場での意識改革を促進するキーパーソンの存在は、デジタル技術の円滑な導入と浸透を支える要となるため、重要視しているという。