事業立ち上げの起点はクライアントワークで感じた“もったいなさ”
佐宗:
次に、宮井さんが今までクライアントワークをやっていた立場から、今回SEEDATAという会社をご自身で立ち上げられましたよね。まずは、そもそもどうして起業されようと思ったのか、起点になったのはどのようなことでしょうか。
宮井:
「ブランドデザインの仕事」をしているときですかね。2~3年間、悶々としていた時期がありました。自分のクライアントワークの形がある程度完成しつつあるなと、感じた頃でもありました。「自分の今やっていることを全部壊す」みたいなキャリア観を持って仕事をしていたので、なんだか最近それが“壊れないな”と思い、成長してないなあと悶々としていました。そんなタイミングで、さきほどお話した「AD+VENTURE」の締め切り当日の昼休みに、エントリーすることを決めました。