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なぜ味の素グループは攻めの知財戦略を加速するのか──両利きの人財育成と三位一体のIPランドスケープ

LexisNexis PatentSight+ Summit 2025 レポートVol.1:味の素株式会社 泉井裕氏

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「専門家」と「戦略家」を両立する知財人財育成ロードマップ

 では、味の素グループの人財や組織は、知財戦略においてどのような役割を果たしているのだろうか。講演の後半では、味の素グループの人財育成や組織構築について話題が及んだ。

「我々は、知財戦略を実践するための人財資産や組織資産、AIなどのデジタル技術を知財基盤と呼んでいます。ポイントは実践です。単に知財戦略を支えるためではなく、戦略を実行し実現するための人的・組織的なリソースを知財基盤と定義しています。つまり、知財基盤は動的なリソースであり、継続的な強化や拡大が必要です」

 知財基盤への取り組みを表すものとして、泉井氏は人財育成のロードマップを示した。味の素グループでは弁理士資格の取得者など専門知識を有する人財を「知財スペシャリスト」、知財を活用した戦略策定や事業創出を担う人財を「知財ストラテジスト」と定義し、その2つを両立した人財の育成に取り組んでいる。

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島袋 龍太(シマブクロ リュウタ)

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