なぜ島津製作所は生成AIを積極活用できているのか
登壇した3社のなかで最も積極的に生成AIを活用しているのが島津製作所だ。同社の阿久津氏は、知財部員のロジックを生成AIに学習させて、ハルシネーションを可能な限り抑制している点が特徴だと語った。

たとえば、特許分類の業務は、京セラの生成AI活用レベルで言うところの「AIが対応」に位置し、ほぼ完全に自動化されている。他にも、クリアランス調査の1次スクリーニングもほぼ生成AIが代替している。具体的には、ChatGPTが権利抵触の有無を評価し、その結果をExcelに出力しリスト化しているほか、プロンプト開発により評価の根拠についても表示する仕組みを構築した。