経理AIエージェントを提供するTOKIUMは「TOKIUM AIエージェント」の開発ロードマップを公開した。

同社では、三つフェーズごとにテーマを設けてAIエージェントの開発を推進していく。また、AIの自動化範囲が限定されるフェーズ1の段階においても、AIとプロスタッフが連携することで、初期段階から「経理業務の自動運転」を実現する。
たとえば出張手配業務の場合、フェーズ1ではAIエージェントが最適な出張プランの提案および出張申請の自動作成などを行う。AIエージェントだけでは対応が難しい予約などの業務は、プロスタッフとAIエージェントが連携して実行。フェーズ2では、定期的な出張をAIエージェントだけで自動手配する状態を目指す。フェーズ3では、ほぼすべての出張手配をAIエージェントが自律的に実行することを目標にしている。
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