サンリオエンターテイメントとブレインインパクトは、BHQと共同で「Kawaii BHQ 研究」を開始した。これに伴い、Kawaiiを活用してビジネスパーソンの脳の健康向上をともに進める企業とその従業員を募集する。

3者は、脳を健康にするためのガイドライン「BHQ Actions」を参考にして「Kawaii BHQActions」を作成。Kawaii BHQ Actionsとは、職場でできるKawaiiの取り組みとして、Kawaii環境を整えたりKawaiiを起点としたコミュニケーションに挑戦したりする、新たな取り組み候補のこと。

一方で、BHQによるMRIを用いた脳の健康チェックは、MRIを保有する病院に行く必要があり、また多くの費用がかかるという問題がある。そこで、BHQ社とパナソニックホールディングス プロダクト解析センターが共同開発した「クイックBHQ ドック」を用いて、KB研究員が手軽に家でも利用できるインフラとして活用する。

Kawaii BHQ研究の最初の研究協力企業として、パナソニックホールディングスプロダクト解析センターの従業員を対象とし、ビジネスパーソン向けのKawaii BHQ研究の予備実験を実施。その結果を踏まえ、Kawaiiを活用することでビジネスパーソンの脳の健康向上に寄与する可能性が示唆されたことから、他の職種・業種・国でも実施することで再現性が確認できるか検証すべく、KB研究企業を募集する。
KB研究員の参画要件は、①20名以上のビジネスパーソン(Kawaii BHQ研究員)の協力を得られること、②パソコンやスマホなどのネット環境を準備できること、③オンラインアンケートに協力できること。
<Kawaii BHQ 研究概要>
対象人数 | 20名 |
期間 | 2週間(介入なし・介入あり各1週間) |
測定回数 | 20回(1日2回×2週間) |
Kawaii BHQ Actions | サンリオピューロランドグッズ(ポーチ、カチューシャ、バッジなど) |
研究費用(税抜) | 30万円(クイック BHQ Actions 18万円+Kawaii BHQ Actions 12万円) |
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