量子を“加速器”に。拠点を越えて知が混ざり合うエコシステム
寺部:構想の中では、量子技術を単体で捉えるのではなく、他の分野と掛け合わせることを掲げていらっしゃいますね。具体的にどのような相乗効果を狙っているのでしょうか。
福田:おっしゃるとおり、量子はあくまで“加速器”のような存在です。川崎にはライフサイエンス拠点の「キングスカイフロント」や、クライメートテック・マテリアル拠点として整備を進めている「南渡田地区」があります。これまで取り組んできた創薬や素材開発、脱炭素技術などに、この圧倒的な量子計算のパワーを掛け合わせることで、まったく次元の違う世界へ到達できると考えています。
