開発スピードと安全性の両立。「憲法AI」と社会実装のリアル
関:「信頼できるAI」をどう実装するのか。NECは自社を「クライアントゼロ」として先行実証していますが、早く出すことと安全に出すことの間で何か犠牲になってはいなかったでしょうか。
森田:今の段階では、何かを犠牲にしたということはありません。我々は2022年頃、最初のGPU(A100)約1,000基に対し数百億円の投資を行いました。当時、研究者から「このGPUを入れなければ2〜3週間かかるが、入れれば1日足らずで成果が出る」と提案されたのが契機です。その後、ChatGPTが話題になった際も、我々の研究者は数ヵ月で同じようなものを作ってしまいました。
