2026年6月16日、Anaplan Japanは、企業の意思決定を推進するAI技術を活用した新たなイノベーションと12種類の用途特化型アプリケーションのリリースを発表した。今回の発表は、2026年3月25日に米国Anaplan, Inc.が公表した内容を基にしている。

Anaplanの新たなAIイノベーションには、エンタープライズプランニングの設計者向けの「CoModeler」、カスタムAIアシスタントを短期間で構築できる「Custom Analyst」と「Agent Studio」が含まれる。これらは生成AIや推論型AIを計画ワークフローに組み込み、企業が迅速かつ精度高く意思決定するための基盤となる。
CoModelerは、モデル作成や最適化を効率化し、モデルビルダーの業務の一貫性とスピード向上を実現する。Custom AnalystおよびAgent Studioは、企業独自のニーズに合わせたAIエージェントの導入を推進し、開発期間の短縮とガバナンス面の強化を可能とする。
さらにAnaplanは、10年以上にわたるファイナンス、サプライチェーン、セールス、ワークフォース分野の知見を取り入れた12種類の専用アプリケーションを新たにリリースした。これらは、各部門が直面する課題解決を支援し、迅速な価値実現を目指す設計となっている。
ファイナンス分野には、プロジェクトコスト計画、収益性分析、サブスクリプション収益計画、マージン計画、ソフトウェア支出の最適化が含まれる。サプライチェーンと小売には、プロモーション管理、支出分析、商品構成最適化、在庫配置・補充計画が提供される。ワークフォースマネジメント分野には、コンタクトセンター計画やプロジェクトリソース計画、営業とマーケティング向けには売上予測アプリケーションが揃う。
Anaplanは、AI技術と実績ある業務知見を組み合わせ、高度な意思決定プロセスの構築を目指している。同社のエコシステムは、AWS、Google、NVIDIA、Microsoft、OpenAI、ServiceNow、Salesforceなどの主要なAI関連企業とも連携し、精度の高いインサイトやビジネスロジック、リアルタイム計算モデルを提供する。このプラットフォームは、企業内システムやワークフローと深く統合されており、データの連携やシナリオ分析を迅速に行える。
今回のアップデートにより、企業はAIを活用してビジネスの俊敏性を高め、市場環境の変化や複雑な判断にも素早く対応できる基盤を手にする。Anaplanは、引き続き企業のデータ活用と意思決定インフラの進化を支援していくとしている。
【関連記事】
・Workday、AI搭載の「Adaptive Decision Intelligence」を発表
・Salesforce、Tableauの次世代AI分析基盤「Agentic Analytics Platform」を日本で展開
・EYSC、味の素のAI活用基盤整備を支援 データマネジメントとAIガバナンスの強化
