「さっさと売ってこい」で行動を変えた。顧客の声から事業をブラッシュアップ
研究所やR&D部門発の新規事業プランにありがちなのが、「自分たちは素晴らしい技術を持っているから、必ず顧客はいるはずだ」という思い込みに陥ることである。松尾氏によれば、川崎氏のプランもエントリー当初は、技術力こそ際立っていたものの「本当にお客さんがいるのか」「本当にそのサービスでお金がもらえるのか」というビジネスの根幹部分の練り込みが不足している印象だったという。
川崎氏自身も「振り返ると、当時は一番行動力がなかった」と痛感している。事業性を検証する際、アンケート調査で好意的な反応を得て「これだったらいけるのではないか」と満足しそうになった川崎氏に対し、DOJOの伴走支援者からは厳しいダメ出しが飛んだ。「あなたのビジネスはコンサルティングだろう。大してリソースもいらないのだから、さっさと売ってこい。」と強く背中を押されたのだ。



