産休・育休を乗り越える。属人化を防ぐサステナブルな体制
椿:現在、皆さんは静岡、東京、北海道と離れた拠点で業務を進めているとお聞きしましたが、どのような役割分担ですか?
清水:基本はオンラインがメインです。私はBtoBの飲食店からの発注対応や在庫管理を、北海道の現場に近い木原がもち麦生産者の方との対話や生育状況の確認を、牧本が中長期的な原料調達に向けたプラン設計や契約まわりを担当しています。そして現在、児島がブランディングや中長期計画を担当してくれています。
椿:児島さんは事務局とチームメンバーの兼任なのですね。
児島:はい。牧本さんが産休・育休に入られる前に担っていた役割を、一度別のメンバーが引き継ぎ、そこからさらに現在私が引き継いでいるという状況です。属人化させず、想いを持つメンバーでバトンを回していく体制ができています。
椿:産休や育休を挟みながらもチームが回っているのが素晴らしいですね。
牧本:今回は社内起業ということもありサポート体制が非常にしっかりしていたため、本当にありがたかったです。私たちは「もち麦でみんなを健康にしたい」という想いで集まっているため、共感してくれる人にどんどん引き継いでいくことで、事業がさらに大きくなる可能性もあると思っています。だからこそ、ライフイベントを理由に社内起業への挑戦を躊躇する必要はありません。自己犠牲を払わず、チームで役割分担しながら進めるやり方は本当にサステナブルです。復職後は、ますますこの事業を継続させたいという想いが強くなりました。

本業×社内副業のシナジー。「越境」がもたらすキャリア変化
椿:今回「GRIP」で社内副業として新規事業を始めたことで、キャリアや働き方に変化はありましたか?
清水:私自身は人事部へ異動したこと自体が大きな転換でしたが、社外に対してもっとしっかり貢献しなければならないと感じるようになりました。健康経営という観点からも、これは会社にいるいないに関わらず、自身の生涯をかけて取り組むべきテーマだと思っています。
牧本:私が応募した当初は自分の専門分野を活かせる領域だと感じていましたが、マーケティングやビジネス化については全く分からず、企業人としてもっと勉強しなければと痛感しました。その後、転勤で本業が原料開発から離れてしまったのですが、本業では新しい分野の研究に挑戦しつつ、この副業を通じて再びサッポロビールの強みである原料関係に携われることが非常にうれしいです。
椿:児島さんはどうですか?
児島:私はちょうど30歳くらいになるタイミングでこの社内副業を始めました。当時会社が「お酒ビールに集中する」という方針を出す一方で、「新しい挑戦もしていく」というメッセージも出していました。事務局として全体を見つつ、自社のアセットを活用したプレイヤーとしても人がやっていないことに携われるのは非常に楽しく、熱量高く参画しています。




