給食からムーブメントを。美味しいもち麦で社会課題に挑む
椿:事業を通じて実現したい社会的なインパクトについて教えてください。
清水:事業として利益を出すことはもちろん求められていますが、もち麦自体の認知度を上げることが重要だと考えています。日本では食生活やライフスタイルの変化に伴い、生活習慣病が大きな社会課題となっています。
かつての日本では白米が豊かさの象徴とされ、麦にはあくまで代替食というイメージがありましたが、実は穀類の食物繊維は非常に体に良いのです。私たちが普及させることで、生活習慣病の増加カーブを緩やかにする力があると信じています。

牧本:PoCの際に北海道の給食業者さんにお話を伺ったのですが、給食で産地のものを食べて皆に健康になってほしいという想いがあると知りました。そこでムーブメントを起こせれば、子供の頃から食べ親しみ、大人になってもずっと健康でいられる状態が作れるので、それが本当に理想ですね。
児島:地方自治体などとも関わりながら、このビジネスを通じて突破口を開き、社会的なムーブメントを作っていきたいですね。
椿:食育の観点でもムーブメントを作っていけると良いですね。私も保育園の給食が麦ご飯で、子供たちが「プチプチして美味しい」とハマっていたのを覚えています。美味しいから食べる、それが健康に繋がるという形が作れれば最高ですね。
共感を武器に巻き込む。女性が輝く新しいリーダーシップ
椿:事業リーダーになり、ステップアップしていく道もあると思っています。数字を獲得して引っ張るリーダーとは異なり、「共感」を原動力にして語るリーダーは、まさに女性ならではの強みが活かせる領域ではないでしょうか。
清水:おっしゃる通りです。女性リーダーが増えることで、リーダーシップのあり方そのものが多様になっていくのは、とても良いことだと思っています。その中でも我々自身は、もち麦の魅力を丁寧に伝え、周囲に共感を頂きながら前に進めていく。前例にとらわれず挑戦を続ける姿勢が重要ですね。

椿:最後に、これから新規事業や新しいキャリアに挑戦する人たちに向けてメッセージをお願いします。
児島:新しいことへ挑戦するときに、今後のキャリアやライフプランが不安になることが多々あると思いますが、「何かあった時に考えよう」というスタンスで臨むようにしています。もし自分の周りで悩んでいる人がいれば相談に乗ったり力になりたいと思うように、周りには助けてくれる人がたくさんいるので、巻き込んで味方につけながら達成していってほしいです。
牧本:「GRIP」のようなプログラムは、会社を少し変えてみたいと思う方にとって、一歩踏み出して想いをぶつける絶好の機会です。普段の業務では経験できないようなスピード感やステークホルダーとの対話は、自分の中の財産になるはずです。ぜひ多くの方に挑戦していただきたいです。
清水:自分の知らない新しい領域に踏み出すことは絶対に将来の自分のためになります。物怖じせずに、今の仕事とは違う領域に挑戦してほしいですね。
椿:迷ったら違う領域に踏み出してほしいという言葉、共感マックスです。本日はありがとうございました。



