2026年8月26日、アールツリー・イノベーションは、日本企業を対象に「r.tree ビジネスアーキテクチャCoE支援プログラム」の提供を開始したと発表した。本プログラムは、企業が自ら主導するビジネス変革の推進力強化を目的としている。

ビジネスアーキテクチャCoE(Center of Excellence)は、自社内でビジネス変革を継続的に推進できる組織力向上のための専門組織である。具体的には、ビジネス変革メソドロジー設計・構築、ビジネスアーキテクチャの標準化、ガバナンス構築、実践的なビジネスアーキテクトやアナリストの育成、実践者コミュニティの形成などを担う。
AI活用をはじめとする技術革新が進み、新たな価値創出の機会が拡大している一方、多くの日本企業ではビジネス構想や変革推進を外部に依存したり、特定の個人に依存した属人的な運営が課題となっている。本プログラムは、こうした現状を踏まえ、日本企業のビジネス変革を自組織主導で推進する体制強化を支援する狙いで開発された。
「r.tree ビジネスアーキテクチャCoE支援プログラム」は、以下の5つのカテゴリーで構成される。
1. CoE組織および運営設計・導入支援
2. ビジネス変革メソドロジー導入、標準成果物体系の設定およびガバナンスの支援
3. ビジネス変革推進における計画立案、投資価値評価、意思決定支援などの伴走型サポート
4. ビジネスアーキテクトおよびアナリストの育成計画および育成プログラムの提供
5. ナレッジ共有や変革コミュニティ構築の支援
同プログラムに活用される「r.tree ビジネス変革メソドロジー」は、グローバル標準であるBIZBOKやTOGAFのオントロジーを基礎に、日本企業向けに蓄積された独自ノウハウが融合されている。構想策定(14ステップ)、ビジネスデザイン(21ステップ)、プロジェクトプランニング(9ステップ)の3領域で体系化され、各フェーズにおける成果創出のための意思決定・チェックポイントも明確化されている。
また、分析やコミュニケーション技法の標準手順・アジェンダを定め、組織内での合意形成と円滑な遂行を支える仕組みも特徴とする。2012年の開発開始以来、継続的な改定を重ねている。
アールツリー・イノベーションは、これまで外資系コンサルティングファームで活用されてきたメソドロジー開発・提供や人材育成ノウハウを蓄積してきた。本プログラムを通じ、自社主導でのビジネス変革体制整備や人材育成、成果物標準化を図りたい経営企画部門や変革担当部門に向け、さらにノウハウの提供を強化していくとしている。
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