「0→1の直感」と「10→100の論理」のバランスをとり、ユニークさを残したまま事業化を目指すには?
横田:
i.labがプロジェクトに参加させていただいた時には、まさにその「自動運転で散歩しよう」がコンセプトとして掲げられていました。その際、どのようなことをi.labに期待されたのでしょうか。また、プロジェクトリーダーを務めた寺田ともども、お役に立ちましたでしょうか(笑)。
三好:
もちろんですよ。プロジェクトチームの情熱が高まれば高まるほど、どうしても客観性が失われていくんです。私自身、0→1、1→10にするのは得意なのですが、10→100、さらに100以上へ拡大するとなれば、どうしてもそれまでのものを全部盛り込みたくなります。事業として拡大するには一定部分を“捨てる”必要があるのですが、なかなか愛着があってできない(笑)。