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不確実な未来の「偶発性」を“Rock”する

「アイディアソン」が事業に繋がらない理由──「なぜやるか」を問う人と「コミュニティ」

第2回

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「集まって考えたアイディア」よりも、事業の推進力になる「誰かの心に自然に芽生えたもの」

タイトル

 その間にも選考会は定期的に開催され、いくつかのアイディアがその次の検証ステージに進んでいたが、個人参加の進行がチーム参加の進行と比較して遅いという問題が発生していた。1人だと身近な相談相手がおらず、どうしても行き詰まりがちになってしまう。また、新規事業という特性上、今まで社内でやったことのない手続きを踏まなければならないことが多く、交渉先部門も多岐にわたる為、1人ではより一層疲弊する可能性が高くなる。

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この記事の著者

畑 紀行(ハタ トシユキ)

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