顧客のジョブをイノベーションプロセスのインプットにするということ
この四半世紀の間、イノベーションに対する最も有力なインプットとして、顧客のジョブを中心としたニーズ(プロダクト/サービスに関するニーズとは異なります)をインプットとしたイノベーションプロセスが研究および実践され、従来のアプローチよりも5から10倍ほど成功する確率が高いことが実証されてきました。
顧客のジョブを簡潔に説明するために使われる有名なものとして、ハーバード大学大学院でマーケティングを教えていたセオドア・レビット教授が引用した「ドリルを買いにきた人が欲しいのは、ドリルではなく穴である」というフレーズがあります。