なぜ経歴的に“優秀だと思える社員”が結果を出せないのか
多くの社員が会話を必要とせず、自分の仕事を黙々とこなしており、ほとんどの仕事がコンピューター上で行われる。そういう企業も多いだろう。ウェイバー氏らのチームはそういった企業も調査している。その企業のエンジニアは、遠方にいる営業部が獲得した案件に対する顧客の要望を受けて、黙々と仕事をする。1つのタスクが終わると次のタスクが割り振られ、1日にこなしたタスク数によってボーナスが与えられる。
この企業では、履歴書からみるとスキルが高いはずだと思える社員が伸び悩み、スキルの低い社員の方が成績を残していた。そういった差が出る理由がどうしてもわからない。理由を解明すべく、ウェイバー氏らに声をかけたのだった。