新規事業担当者に求められる「ユーザー起点の課題把握」とは?
畠山:エムアウトさんは、「起業家になる人」を採用するわけですよね。どのような採用基準なのでしょうか。
福岡:「ユーザー起点で課題を捉えられる」人であるかを重視しています。ビジネスプランが先ほどの6つの条件を満たしていても、担当する当人が課題感や熱量を持っているかどうかで、事業の成長が異なると感じています。事業開発の仕組みを教えることはできても、課題感や熱量だけは誰かが管理したり押し付けたりすることはできません。そのため、ユーザー起点で考え抜けるかが大事だと考えています。