ミドルマネジメント層が置かれている現状と突破口
──前編では、日本企業の場合、ジェフ・ベゾスのようなトップを待つよりも、経営層が起点となり発信し、ボトムアップの意見をミドルがまとめて上申し、再度経営層がパーパスとして語っていくリーダーシップが現実的だという話がありました。ミドルの果たすべき役割は大きいですね。
ミナベ:僕たちがコンサルとして企業に入る時には、まずトップも含めた経営層と戦略を握った後で、中間管理職に並走して、負荷をいかに削減するかを考えることが多いんです。このやり方が一番レバレッジを効かせることができるんですよね。