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GoogleやUber、Walmartなども活用する行動科学の知見を応用した「行動変容デザイン」とは

登壇者:慶應義塾大学 経済学部 教授 武山政直氏【前編】

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「探索」では3つの基準で“変えるべき行動”を明らかにする

 つづいて、「探索」のステージを解説しよう。ここでは、企業やユーザーの目標を踏まえて変えるべき行動を探索する。「理解」ステージで仮説として作った「行動変容のための戦略」を基に、プロダクトを通じて何を達成したいかを明示する「ターゲットアウトカム(目指すべき成果)」、誰のためなのかを明示する「ターゲットアクター」、アクターが成果を達成するためにどのような行動をとるかを明示する「ターゲットアクション」の3つを、探索ステージを終える前に明らかする。

タイトル図4:探索ステージ(図版出典:『行動を変えるデザイン』P360を参照し作成)

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