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J-オイルミルズに聞く、コミュニケーションブランド「JOYL」の策定と浸透

第7回 ゲスト:J-オイルミルズ 油脂事業部/コーポレートコミュニケーション部

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5年がかりの「JOYL」策定

後藤:新企業体系の発表は2021年4月でしたが、社内では2020年1月から浸透を開始したと前回お聞きしました。ただ、1月から4月までにコミュニケーションブランドを策定するのでは、ここまで完成度の高いものにならないのではないかと思いました。どのように検討されたのでしょうか。

白井:実はこのコミュニケーションブランドは、今回の新企業理念体系に合わせて検討を開始したわけではありません。弊社は2004年に当時のホーネンコーポレーション、味の素製油、吉原製油の3社が合併してできた会社です。この3社は1995年の阪神大震災の時に、皆様の食事に欠かせない油の供給を不安定にしてはいけないと、供給体制を含めて協業するなど、合併前からつながりがありました。また、やさしくて穏やかな人が多いという社風も3社で似ていたこともあり、統合作業を急がず、旧事業会社のブランドや商品を継続して取り扱っていました。

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フェリックス清香(フェリックスサヤカ)

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