全社のパーパスと事業部のパーパスの策定プロセス
後藤:ベネッセはパーパスを2020年2月に発表されていますが、どのような経緯でパーパスを策定されたのでしょうか。
富川:2018年に私たちの所属するブランド戦略室(当時、現在は経営推進部)が、ベネッセ全体で「教育のベネッセ」を再構築して社外にコミュニケーションしていくことを目的に立ち上がりました。様々な検討をしていくなかで、社外への働きかけ以前に、今の環境変化の中で私たちは何を大事にしていかなければいけないのかを改めて社内で考えることが必要なのではないかと、社長の小林(仁氏)とともに議論を重ね、パーパスを策定することにしました。