開発サイドとビジネスサイドの折衝
高松:ここからは、デザインやエンジニアリングという開発側と、ビジネス側の連携に関してお聞きできればと思います。通常、開発とビジネスの両部門には対立が多いと思いますが。
保坂:やはりその課題は少なからず存在します。その橋渡しをプロダクトマネジャーが担うと思うので、そのポジションを組織として明確に定義しています。デザイナーは理想のUXを考える。ビジネスはビジネスで、プロダクトベースで売上を計算する。開発はリソースを調整しながらリリース計画を立てる。お互いがそれぞれに考えるため、コミュニケーションロスが生じないよう注意する必要があります。