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事業開発の意思決定を突破するアプローチ

ビジネスアイデアに“確証と確信”をもたらすために「戦略と仕組み・収益性」領域で向き合うべき問いとは?

第4回

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「収益性」との向き合い方。料金モデルの設計は?

 続いて「収益性」です。価値提供の対価として得る収入と、価値実現のために必要な支出のバランス可否、拡張可能性について見極める領域です。収入サイドとして「収益モデル」、支出サイドとして「コスト構造」、そして「収支バランス」について、それぞれ考え方を解説します。

 まずは収益モデルです。一昔前までは価格設定が中心となる領域でしたが、現在は月額制や従量制、前払いやまとめ払いなど、利用者から対価を得るモデルは多様化しており、単なる価格設定だけではなく、「利用者が負荷や違和感を感じずに使い続けてもらえるモデルは何か?」という問いと向き合う必要があります。多様なモデルが存在しますが、つまるところ収益モデルとは「誰が」「何に対して」「どのように」「いくらで」の4つの要素の組み合わせにより規定されます。

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堀 雅彦(ホリ マサヒコ)

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