大企業で直面する“新規事業の壁”を突破する手段に
──自前主義の風土が残っていたり、事業化の意思決定に難航しがちだったりする組織でも、妄想というアプローチを通じて新規事業の種を育てていけるのが、DUAL-CASTの面白い点ですね。
出村:一人の勝手な妄想から始まって、気づいたらたくさんの人を巻き込んでとても大きな動きになっていた……こうなれば大成功ですね。一般的な新規事業のゴールが「収益化を達成すること」だとすれば、DUAL-CASTは「新規事業が本格的に動き出すこと」をゴールとするフレームワークです。