「この会社の事業が好き」が変革のドライバーとなる
藤井:お話を聞けば聞くほど、やはり渋谷さんのモチベーターとしての存在がJR東日本の変革を後押ししていると感じます。従業員の意識変革、能力獲得を促す「モチベーター」に必要な要素とは何だとお考えですか。
渋谷:極めてシンプルですが、「いかに楽しいと思ってもらうか」ではないでしょうか。皆さんもそうだと思いますが、「すごく楽しい!」と心から思える仕事なら、時間を忘れるほど夢中になれますよね。従業員のモチベーションを上げるためには自発性に訴えかけることがポイントですが、そのためには「楽しい」と思ってもらうことがやはり一番ではないかと。