商船三井は、Hy2gen Deutschlandと、e-メタノール利用の共同検討に関する覚書を締結した。
Hy2gen Deutschlandがドイツのニーダーザクセン州で展開するプロジェクトで2028年より生産予定のe-メタノールについて、大西洋域での海上輸送における舶用燃料としての利用を今後両社で検討。e-メタノールは、回収された二酸化炭素と再生可能エネルギーで生成した水素を合成して生成するクリーンエネルギーで、重油などの舶用燃料と比較して、GHG排出量を削減できるという。
商船三井グループは今後、メタノール燃料船の導入を進めるとともにメタノール燃料の供給網構築にも貢献することで、脱炭素化の実現に向けた社会全体の取り組みの一翼を担っていくとしている。