研究開発支援や実験装置開発を手掛けるニイガタは、企業のグリーントランスフォーメーション(以下、GX)をテーマ整理から実証・実装までワンストップで支援する「GX推進支援サービス」を開始し、特設ページを公開した。2030年の産業GX中間ゴールや2050年のカーボンニュートラル達成に向け、サプライチェーン全体でのGHG(温室効果ガス)排出量の開示要請や金融機関による移行計画の確認など、企業への脱炭素圧力は急速に強まっている。方針を策定したものの「何から着手すべきか整理できていない」「自社に合う脱炭素テーマを判断しにくい」といった課題を抱える企業に対し、同社が培ってきた技術力と知見をもとに具体的な実行プロセスを提供する。

背景:方針から「実行」の段階へ、求められる自社固有のロードマップ
2026年現在、大手取引先からのサプライチェーン圧力の本格化に加え、2027年にはSSBJ(サステナビリティ基準委員会)による開示義務(第一波:時価総額3兆円以上の企業から)が控えるなど、GX対応は「いつかやればいい方針」から「今すぐ取り組むべき実行フェーズ」へと移行している。
画一的な削減手法には限界があり、企業には自社の事業特性や設備状況、コスト試算に即した「自社固有のロードマップ」の構築と、そのプロセスの可視化・開示が求められている。
ニイガタの「GX推進支援サービス」の特徴
同社はこれまで、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)事業や次世代エネルギー領域における研究開発、装置開発、実証支援で豊富な実績を積み上げてきた。これら「技術の現場」を知る強みを活かし、単なる構想やコンサルティングに留まらない、実効性の高い支援を行う。
1:テーマ整理から実証(PoC)・実装までの一気通貫支援
「方針はあるが具体策がない」という段階から伴走。技術性・事業性・投資規模・社内体制を整理した上で、進めるべきテーマを見極め、窓口を一元化して試作や検証まで対応する。
2:確固たる技術基盤による実行力
二酸化炭素(CO2)の資源化、水素発生・回収・評価、リサイクル技術など、次世代エネルギー領域の知見をベースに、実現可能性(フィージビリティ)の高いロードマップを策定する。
主な支援領域・実績例
同社がこれまで手掛けてきた、技術検証や事業化判断のギャップを埋める支援実績は以下のとおり。
- 建設業・メーカー向け支援:二酸化炭素を資源化する技術の事業化に向け、混合ガスの発生・回収・評価など、各フェーズに対応した実験装置の開発と検証を段階的に進める実証実験を支援。
- 流通・物流・サプライチェーン企業向け支援:2030年以降の脱炭素目標に対し、事業特性やコスト、設備状況を踏まえた具体的な施策の優先順位を整理し、ロードマップの策定を支援。
- エネルギー・研究開発部門向け支援:電動化加速に伴う資源リサイクル需要の高まりに応じ、装置開発・試作・検証の経験を活かして、最初の一手となる検証プロセスの明確化を支援。
ニイガタは、「規制対応だけで終わらせず、同時に市場提供価値を高めたい」と願う企業のパートナーとして、まだ構想が具体的ではない初期の企画・相談段階から幅広く相談を受け付けるとしている。
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