なぜLIXILは「構造的無能化」に陥らなかったのか──変革支援者の存在、顧客視点での断片化の回避とは
ゲスト:株式会社LIXIL 安井卓氏、芦村学氏 クアルトリクス合同会社 増田泰彦氏【後編】
「道半ば」と感じている企業ほど変革が進んでいる
宇田川:安井さんは、この現場の変化をどう見ていますか。
安井卓氏(以下、敬称略):私自身は、マーケティング部門にいる800人の従業員が広く当社の仕事を捉え、お客さまがどんな体験をするのかという視点から自分の仕事へのアプローチを考えられるようになってほしいと思ってやってきました。それによって顧客体験が向上するということはもちろん大事ですが、従業員自身が、この仕事をしていて良かったな、もっと良くしたいなと思ってもらえたら、それが私にとっては一番嬉しいことなんです。
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