東急らしい人とは何かを振り返る――本当のインフラをデザインする人
佐宗:
ちょっと話が変わってしまいますが、加藤さんみたいな方って“東急らしい人”ですかね?
加藤:
明らかに違いますね(苦笑)。私のようなタイプの人間も何人かいますが、圧倒的にマイナーです。でも、そういう人に限って社外に飛び出して色々と活動していて社外との接点が多いので、外部の方と話していると「東急さんって変わった人ばっかりですね!」とよく言われます。
ただ、もうマネジメントは出来て当たり前の時代ですし、コモディティ化した環境で生き抜くには既存のサービスデザインをリデザインしていくようなクリエイティビティが重要で、変わったタイプが増えていかないと外部環境の変化についていけません。当社の人事部は昨年から「ダイバーシティ・キャリア開発部」と名称変更していますし、採用や教育も少しずつ変わってくるでしょうね。