水平協働型の「ユーザーコミュニティ」がUXビジネスのポイントになる
さきほどのウォーターサーバの例にはいくつか重要なポイントがある。ひとつは安くて手軽なIoTテクノロジーが、これまで不可能だった仕組みを可能にしていることだが、もうひとつはユーザーの地域コミュニティーを形成し、ビジネスモデルの中に組み込んでいることだ。
これは参加するユーザーに配達何回で水一本無料というメリットをもたらすと同時に、そのユーザーの空いているスペースや車、配達という仕事する時間などを活用することでもある。つまり社会に隠れていた非稼働リソースを稼働させることなのだ。