「イノベーションのジレンマの5原則」を乗り越えるための解はあるのか?
「顧客の片付けるべき仕事」は誰に見えるのか?
では、過去のフレームワークを捨て、持続的イノベーションではない、「逸脱的イノベーション」に向かうにはどのような観点が必要なのでしょうか。この連載はまだ問題提起の段階ですが、少しだけその解になりうるであろうと感じていることついて、次回以降への橋渡しとして提起します。
クリステンセン教授は、マーケティングという考え方は、医療過誤に匹敵する重大な謬り(Malpractice)であると指摘しています*5。マーケティングという考え方を捨てて、お客さんは何がしたいのか、という問いから始めることを教授は勧めています。(Biz/Zine記事参照)