ルノー・日産が注力する、イノベーションを生み出す「ダイバシティ&インクルージョン」
横田:
ホンダでそうした成果を収め、日産に移られてからは、また新たなステージに立たれたわけですが、現在の取り組みについて少しお伺いできますか。私の理解でいくと、日産はかつて、クロスファンクショナルチームによるリバイバルプランを作ったというのが、特に注目度が高く、日本国中に「多様性によるチームの在り方」を広めたように思っています。その発展系が、現在、三好さんがいらっしゃる「コネクティッドカー&モビリティサービス事業部」なのではないかと思っているのですが、いかがでしょうか。
三好:
確かに先進的な働き方として紹介されることも多いのですが、既に日産ではダイバシティもネットワークを介したテレワークも特別なことではなく、当然のものになりつつありますね。パフォーマンスを最大化するワークライフバランスについてもロジカルに考えられていて、私自身もその効果を実感しています。