SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

“社会実装”に繋がるオープン・イノベーション

ビジネスコミュニティの「レシピ」──熱量を絶やさず、オープン・イノベーションに繋げるポイントとは?

第3回

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

今、ビジネスで必要とされているコミュニティとは

 2018年8月、東京ミッドタウン日比谷。約300名の食のイノベーターが「Smart Kitchen Summit Japan」の会場に集まりました。この「食・料理×テクノロジー」をテーマにしたグローバルカンファレンスでは、国内外の食・料理に関わる領域で新たな挑戦を志す大手企業、ベンチャー、デザイナー、アカデミア、シェフといった幅広い分野の有識者や企業関係者が来場。プレゼンテーションやパネルディスカッションを通じて日本のキッチンの未来について熱い議論を交わしました。イベントの盛り上がりを受け、様々なメディアにも取り上げられ、フードテックのコミュニティへの注目が日増しに高まっています。(参考:昨年のイベントのレポート記事

 そもそもコミュニティとは何か?

 アメリカの社会学者であるロバート・M. マッキーバーの定義によれば、「一定の地域のうえに展開される自生的な共同生活の集団」であり、対する概念として、アソシエーション(ある特定の関心を追求し,一定の目的を達成するためにつくられる社会組織)を定義しています。これまでのビジネスにおけるコミュニティは、後者のアソシエーションの概念に近いものでした。

 しかし、今求められている「コミュニティ」とは、アソシエーションの定義を包含しつつ、自然発生し、自ずと広がり続ける集団です。また、単に目的達成を目指すのではなく、共同生活のように、共感できる相手と助け合いながら、成長していく集団になります。このようなビジネスコミュニティには、3つのポイントがあります。詳しくみていきましょう。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
新たなビジネスコミュニティのキーワードは、「個人」「自然体」、そして「時間軸」

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
“社会実装”に繋がるオープン・イノベーション連載記事一覧
この記事の著者

シグマクシス / マルチサイドプラットフォーム チーム(シグマクシス / マルチサイドプラットフォーム チーム)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング