準備ができている人に「Purpose」は降りてくる
Purposeが人を選ぶことに関して、ラルー氏はアメリカの小説家エリザベス・ギルバート(映画化もされた『食べて、祈って、恋をして』の著者)のエピソードを紹介した。彼女はブラジルでアマゾンを開拓して高速道路にするという、馬鹿げたプロジェクトが進行しているのを知ったという。その話に触発されて、新しい小説のアイデアが浮かんだが、執筆が2年も進まないままだった。
その後、彼女はとある小説家と知り合い、親友になる。その小説家はエリザベスに、「アメリカの製薬会社のCEOがブラジルの熱帯雨林を伐採して…」と小説のアイデアを語った。エリザベスは驚いた。それは、自分の考えた小説のアイデアだったからである。