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DXは成果が出やすい既存事業領域で始める──「顧客の行動変容」と「顧客接点の点在化」が鍵

ゲスト:あいおいニッセイ同和損保 経営企画部 佐古田有宏氏、板谷和彦氏【中編】

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顧客接点が“点在する”時代に、どのように顧客行動に即して情報を配置するのか

タイトル(手前)あいおいニッセイ同和損保 経営企画部 プロジェクト推進グループ 担当次長 佐古田 有宏氏

宮坂:ところで、スタートアップと共同で運営するペットの健康に特化したメディアが好調とのことですが、これはなかなか目の付け所が良いように思います。保険の検討のためにネットを見ることは習慣化されませんが、ペットの情報サイトは習慣になる可能性が高いからです。その中にふと保険の情報が入ってくることでニーズが喚起されることはあるでしょう。「購入接点の点在化」と呼ぶべきか、購入のチャンスがあちこちに散らばっているという状態を作り出せればいいと思います。

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