過去の統治制度を変革する「Government as a Service」
吉田:公共サービスをデジタル化すればSaaSになって、月額課金のサブスクリプションサービスのようになるのではないか。例えばごみ収集とか、いろいろ福祉的なサービスとか、自分が必要なサービス分だけ支払うようになる。どんな自治体に行ってもそれが同じ価格で提供されている世界があったら、本当はそれがいい。そうすると、何のために税金を払っているかが透明化する。それが「Government as a Service」ではないかと思います。
そして、その金額を超えて特定の自治体に支払うとしたらその要因となることは何か。それは自分が住んでいるその土地に、他の土地にはない付加価値を感じているからです。だから税金を払っているのであるとなるはずです。