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オープンイノベーションとCVCの実践者

オープンイノベーションでR&Dを刺激する──スタートアップ投資の損得勘定こそが、リスクテイクに繋がる

【後編】株式会社クラレ イノベーションネットワーキングセンター ジェムストン推進グループ グループ長 濵田健一氏

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スタートアップ投資のメリットとデメリットを明確にしてこそ取れるリスク

中垣:一方で、リスクを取らないと得られない果実も確実にあります。特に、シリコンバレーは、その傾向が強いです。

濵田:おっしゃる通りだと思います。例えば、私の印象では「スタートアップへの直接出資をして、そのスタートアップの経営に参画したことがあるか」が一つの分水嶺です。シリコンバレーでは、しっかりリスクを取って投資し、例えばスタートアップの取締役に入って経営にも参画したことのあるような企業でないと、プレイヤーとして認められない風潮があると思います。しかし、そうした意思決定は、多くの企業にとって容易ではありません。

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島袋 龍太(シマブクロ リュウタ)

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