2026年6月8日、武蔵野美術大学とプレイドの社内起業組織STUDIO ZEROは、企業のカルチャー変革を推進するリーダーを育成する連続プログラム「カルチャーシフト・デザイン研究会(第1期)」を、2026年7月より開催すると発表した。

このプログラムは、2025年1月に両者が立ち上げた共同研究プロジェクト「カルチャーシフト・デザイン研究所」の取り組みの一環である。急速なビジネス環境の変化により企業カルチャーの見直しが迫られる中、現場への実行がなかなか進まないという課題感を背景に実践型の人材育成を企図した。
「カルチャーシフト・デザイン研究会(第1期)」は、組織横断的にプロジェクトを牽引するリーダー、あるいはその候補者を対象とし、全3回の連続プログラム形式で進行する。各回は講演会とネットワーキング(懇親会)で構成され、講演会では企業変革に携わる各界の実践者が登壇する。ネットワーキングでは他社リーダーたちと、リアルな組織課題や実践知を共有・議論する場を設け、参加者自身の「変革の実行力」を高めることを狙う。
プログラムのスケジュールは以下の通り。
第1回(2026年7月10日・武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス)は「戦略」をテーマに、東京ガス 執行役員 岸澤剛氏や同大学教授の岩嵜博論氏が登壇予定。
第2回(2026年10月14日・プレイドオフィス銀座)は「企業文化」を扱い、JTやBIOTOPEの実践者が参加する。
第3回(2027年1月18日・武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス)では「リーダーシップ」をテーマにNECの高瀬憲児氏、同大学の山﨑和彦氏らが登壇し、実践知の共有が行われる。
この研究会の特徴は、産学双方の知見を組み合わせたプログラム設計、実務家による講演、越境ネットワーキングによる他企業との交流、そして選考制による少人数運営にある。参加費用は1人あたり全3回通しで30,000円(税込)。参加希望者は特設ページから申込可能で、選考を経て参加が決定される。
武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所の山﨑和彦特別研究員は、企業間対話を通じて「変革の実行」こそが最大の課題と認識したと述べ、企業横断での課題共有と実践者の育成の場となることを目指すとしている。一方、STUDIO ZEROの仁科奏代表も、「カルチャー」が変革成否のカギであるとし、実践者と参加者の越境対話によって変革を実行できるリーダーの輩出を意図している。
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