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アバント、「AVANT Compass」に資本コスト他社比較機能を追加

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 2026年8月20日、アバントは、野村證券と共同開発した企業価値分析クラウド「AVANT Compass Powered by NOMURA」に新たに「資本コスト他社比較機能」を追加したことを発表した。本機能は、上場企業の経営企画担当者や財務担当者が、自社と同業他社の資本コストを容易に比較・分析できるよう設計されている。

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 今回の機能追加の背景には、東京証券取引所が「資本コストや株価を意識した経営」を強く求めていることがある。上場企業には、資本コストや資本収益性、市場評価の継続的な分析と開示、投資家との対話の深化が求められている。また、2026年7月に経済産業省が公表した「成長投資ガイダンス」では、従来のROEやROICに加え、資本コスト控除後の経済的付加価値(EP)も企業価値向上の重要指標として重視されている。

 一方で、資本コストは市場の動向や自社株価、投資家の期待リターンによって変動し、単一の正解がないため、その妥当性を判断しにくい課題があった。こうした課題を解決するため、AVANT Compassの新機能では、一般的な推計方法であるCAPMや、株価と予想利益に基づく益利回りを用いた資本コスト算出結果を、一覧表示および時系列で比較できる。これにより、ハードルレート設定やEP算出、価値評価などへの資本コスト利用が多面的に検討可能となった。

 主な機能の特徴は以下の通りである。

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  1. CAPMおよび益利回りによる自社と他社の資本コスト比較が可能。これにより、自社の水準を客観的に把握でき、事業計画や投資判断、投資家対話の材料となる。
  2. 同業他社との資本コスト推移を時系列で比較。これにより、資本コストの変動が自社固有か、業界・市場全体の動向によるものかを判断できる。
  3. 企業価値評価のユーザーインターフェースも改善され、コーポレート・ファイナンス理論に基づく検討がしやすくなった。
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 AVANT Compassは企業価値評価だけでなく、現状分析、方針策定、モニタリング、開示・対話までを一貫して支援することを目指している。EPの計算機能も備え、将来シナリオに応じた企業価値や理論株価推計も可能である。

 アバントは今後も、資本コストや株価を意識した経営支援機能の拡充を進め、上場企業の企業価値向上に貢献する方針である。

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