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AIによる経営インパクト創出

ROIの視点を転換せよ。生成AIを業務ツールから「経営インフラ」へ変革する構造の作り方

後編

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経営の“意志”が生成AI投資の成否を分ける

 業務データの蓄積も暗黙知の形式知化も、冒頭で述べたAI Nativeな変化と切り離せません。現場が自然と使いたくなる生成AIの特性があるからこそ、データは業務の副産物として溜まり、ベテランはエージェントに判断基準を教え込む作業に自然と引き込まれていく。

 ただし、この利便性は諸刃の剣でもあります。ITリテラシーを問わず誰でも触れられるからこそ、セキュリティ上問題のある使い方が組織全体に広がるリスクも大きい。実際の現場を見ると、AIに慣れ親しんだ若手ほどツールの境界を意識せず、社内向けのAI基盤と個人利用のAIサービスを同じ感覚で扱ってしまう場面があります。特別な意識なく自然に使えることがリスクの本質です。

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この記事の著者

小林 誉幸(コバヤシ タカユキ)

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