ニーズ・ジョブ・ベネフィット。新規事業開発とマーケティングにおける、それぞれの定義
荻野:基本的な話に立ち戻りますが、ニーズとジョブとベネフィットについて、津田さんはどのような定義づけをされていますか。
津田:ニーズは需要で、その源泉がジョブです。前編でも事例としたテーマパークの集客施策でいいますと、「思い出作りをしたい」というのがジョブ。閑散期の学生優待期間が成功したことで、ニーズがあると言えます。そしてベネフィットは、「楽しい」のような行った時に得られる効能を指します。
INDEE Japanでは、ジョブやニーズなどに関して下図のように整理しています。ニーズ・ジョブ・ベネフィットとも近い考え方ですね。