新商品開発とは、“問いの設計”をパッケージ化し、「ブランドの認識」と「生活者のインサイト」の間にある“ズレを発見”すること
荻野:Blabo!は問いの設計が丁寧に考えられていますよね。たとえば現在Blabo!で公開されているローソンからのお題は、「外出時、ふと空いちゃう“中途半端な15分”。いつもどんな風にすごしてて、どんなモヤモヤを感じてる?」なんです。「コンビニで何をしたいですか?」という聞き方ではないのがいい。
坂田:ありがとうございます。汎用性を持たせるために、問いのパッケージデザインを作りました。たとえばブランドの体系を作りたいとき、課題を発見したいときなど、目的に応じた問いかたやヒアリングの手法の設計をフォーマット化しています。僕らは、それをベースにした“インサイトの紡ぎかた”が、ある程度見えているんです。