ハイコンテクストな組織で重要となる「ストーリー」ではない「イシュー・セリング(Issue Selling)」とは?
加藤:先ほど宇田川さんが「他責的・他罰的」になっているとおっしゃいましたが、今、日本企業を覆っているのは“叩かれるということへの恐怖”ですよね。それが、日本企業の探究心を阻んでいるように思います。だから今、「対話」がブームになっているのでしょう。対話は、自分の「正しさ」を一旦保留にし、お互いの共通の認識、共通目的を探るものですよね。
宇田川:そうですね。正しさを主張してもあまり良くならないということはみんなわかっていて、その不愉快さみたいなものも多くの人が感じていると思います。