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デジタル経営の実践と戦略

花王DX戦略推進センター責任者が共創企業と語る、D→A→A→DをD→Dへ変革する“ファッサー感”とは

ゲスト:花王株式会社 後藤亮氏、田中剛氏/株式会社コンセント 家内信好氏、芳賀南実氏/伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 近藤裕久氏、桝岡洋平氏

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花王DX戦略推進センターが見据える、ビジネスの可能性とアイデア

 花王の新しい製品カタログシステムに通底するのは、サイロ化したデータの一元管理化、極力人の判断を排除するワークフローの「D→D」化という思想。だが、そのシステムを無用の長物とせず、現場に受け入れてもらうためには、適切なコミュニケーション、使いやすいUIデザイン、刻一刻と変化する要望をその都度形にできるアジャイル開発が必要になる。そして、マルチステークホルダーでそれを実現するのは、強いリーダーシップであり、チームとしての一体感という非常にアナログな部分であるということだった。

「3年弱のプロジェクトの中で途中何回か山場があり、運用システムを本格的に考えたのが2020年。プロジェクトチームの中に前提となる関係性があったからこそ実現できたことだと思っています。また通常の会議を拡張し集中ミーティングを行いましたが、目標の1つである業務効率化に対してアイデア出しから関われたことも大きいです」(CTC・桝岡氏)

桝岡洋平伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC) EPシステム開発第1部 / デジタルマーケティング開発第1課 桝岡 洋平氏

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