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DXを実現させるデジタルアダプション (AD)

ユーザベースの“スピード”と“創造性”を支える、デジタルアダプションによるオペレーション業務の効率化

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 「経済情報で、世界を変える」をミッションに、世界中のビジネスパーソンの意思決定を支えるための情報インフラを提供する株式会社ユーザベース。2008年に経済情報プラットフォームSPEEDAをリリースしてから、ソーシャル経済メディアNewsPicks、B2B事業向け顧客戦略プラットフォームFORCAS、スタートアップ情報プラットフォームINITIALなどと、次々に事業を立ち上げている。  非常に早いスピードで事業を行うため、同社は生産性を上げる様々な工夫をしている。その1つがセールスオペレーションズチームのシェアードオペレーションと、同チームで使用しているデジタルアダプションプラットフォーム「WalkMe」である。シェアードオペレーションと、そこにどうWalkMeが活用されているのか、そして今後の事業の展開としてユーザベースがWalkMeとともに考えていることは何か。株式会社ユーザベース 代表取締役社長 Co-CEOの稲垣裕介氏、同社 Sales Operations Division, Sales Operations Team リーダー 岡崎佑子氏、WalkMe株式会社 代表取締役社長の道下和良氏に、編集部が話を聞いた。

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岡崎氏が取り組む「シェアードオペレーション」とは

──圧倒的なスピードで事業拡大するユーザベースですが、セールスオペレーションでは「シェアードオペレーション」という工夫を始めたそうですね。現在岡崎さんが担当されているお仕事と合わせて、その内容を教えてください。

岡崎佑子氏(以下、敬称略):現在、私は経済情報プラットフォーム「SPEEDA」、B2B事業向け顧客戦略プラットフォーム「FORCAS」、スタートアップ情報プラットフォーム「INITIAL」といったB2B SaaSプロダクトの契約締結、管理、オペレーションの構築改善を行うセールスオペレーションズチームのリーダーをしています。

 私自身も2019年に入社して驚いたのですが、ユーザベースが大事にしている共通の価値である「The 7 Values」の1つに「How fast ? Wow fast. -スピードで驚かす」があるように、弊社は事業開発のスピードが非常に速いという特徴があります。既存事業の新プランや新規事業が次々に生まれており、それらに合わせたオペレーションも必要になります。しかし、事業開発スピードがあまりに速いため、オペレーション体制をしっかり構築しきれず、全体の生産性が低下してしまうという課題がありました。オペレーショナルな業務に社員一人ひとりの時間や能力が奪われ、本来やるべき創造的な仕事に着手する前に疲弊してしまう状況だったのです。

 そこで、2020年からセールスオペレーションズチームで、その部門の人でなくてもできる仕事を積極的に巻き取っていく、「シェアードオペレーション」を開始しました。この取り組みのメリットは2つあります。1つは各部門の社員がオペレーショナルな仕事から解放されることで、本来その人が持つ能力を発揮して本業に集中してもらえること。もう1つは、各部門から業務を巻き取ることで、チームメンバーを確保し、業務そのものを効率化した上で自チームの繁忙期に備えられるようになることです。

株式会社ユーザベース Sales Operations Division, Sales Operations Team リーダー 岡崎佑子氏
株式会社ユーザベース Sales Operations Division, Sales Operations Team リーダー 岡崎佑子氏

──「シェアードオペレーション」ではどのような成果がでているのでしょうか。

岡崎:開始早々に事業全体で月160時間分の工数を削減する事ができました。また、2021年7月からは一部のシステムにデジタルアダプションプラットフォームの「WalkMe」を導入したことで自チームの生産性が上がっている事を実感しているところです。

──WalkMe導入の成果については後ほど詳しく教えてください。

次のページ
稲垣Co-CEOが語る、オペレーション効率化と創造的な仕事に向けた環境作り

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この記事の著者

フェリックス清香(フェリックスサヤカ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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