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利便性と意味性から考える顧客提供価値

ブルシットジョブや反労働から考える、大企業の生きる道──佐々木康裕氏と語る、世界観への共鳴と個の支援

ゲスト:株式会社Takram ビジネスデザイナー 佐々木康裕氏

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主語が企業なのか、個人なのか

藤井:自分のように本を書いたり発信したりしていても、企業の独善的な利益や、「企業の目指していること」のようなものを主語に置いてしまうと反発を受ける時代になってきているのを感じます。企業の「ビジョン」ではなく社会を巻き込んだ「パーパス」、という流れもその中に位置づけられるのかもしれない。

佐々木:確かに。そこはすべてつながりますね。いま流行りの「リスキリング」といったのも、個人的にはすごく良くない“ドグマ”だと思っているんですよね。良い側面もあるのかもしれませんが、見方によっては「企業にとって都合の良い人材に育ってもらう」ということだから。

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鈴木 陸夫(スズキ アツオ)

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