アーキタイプ創業でオープンイノベーションの先駆けとなる
蓮村:2005年にインスパイアの取締役副社長に就任するも、翌2006年5月には独立してアーキタイプを創業されました。この背景について教えてください。
中嶋:2004年頃から「Web 2.0」のトレンドが国内でも生まれたこともあり、SNSなどのITビジネスを志す若者たちから、シード投資や起業の相談を受けるようになりました。中には投資をしたいと思える若者もいたのですが、インスパイアは今でいう「ディープテック」に投資する方針だったため、彼らに投資することができませんでした。